アラサーOLの裏側矯正ブログ♪

歯列矯正の日々。 矯正失敗…?なのか、最近は歯が崩れてきている日々です。 虫歯もできちゃいました。

【歯の写真】上の前歯の矯正失敗。歯並びが悪くなってしまった理由の考察。

   

このブログの中では、矯正治療の中で上の前歯が前に出てきてしまった‼という投稿をしていますが、なぜ私の治療の中では前歯が前に出てしまったのか、その失敗の理由を考察してみました。
 
 
歯の写真があるので、閲覧注意です。
 
 


失敗理由①ワイヤーの通し方

歯が乱れてしまった理由のひとつとして、ワイヤーによる力のかけ方を誤ったことに原因があると思っています。
 
どういうことか、順を追って私の歯の写真と合わせてご説明していきます。
 
 
 
まず、これが矯正を始めた当初の私の歯並びです。上の歯の裏側に装置がついているので、鏡を使って撮影しています。
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この写真は見づらくて申し訳ないのですが、前歯の横の歯が1本だけ内側に入ってしまっていますね。
 
 
治療の進め方としては、1本だけ内側に入っている歯を前に押し出すための隙間をあけてから⇒前に押し出す力をかけていく、というものでした。
 
そのため、当初はバネを使って歯を両サイドに広げていく治療がされていたんです。その時には、前歯が出てきてしまうということはありませんでした。
 
 
 
 
そして、これが問題の前歯が出てしまった時のワイヤーの通し方です。それまでは、後ろに下がっている歯にワイヤーが通っていなかったのですが、このとき初めてワイヤーが装着されました。
 
 
2015/08/20
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見やすく色を付けてみました↓
 
 
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1本だけ後ろに下がっている歯に装置がついたので、「やった!これで下がっている歯を前に出す治療が始まった!」っと思っていたのも束の間、前歯が出てきたんです。
 
 
その理由としては、前歯の横の歯のと前歯の間に無理やりワイヤーを通しているので、ピンクの矢印で記載した方向に前歯に力がかかってしまっているんです。
 
私は、このワイヤーの通し方が前歯が出てきた原因のひとつだと考えています。前歯と横の歯の間のワイヤーは、Z字型になっているのでワイヤーが動こうとする力は前歯にもかかってしまうことは、想像ができると思います。
 
 
 
前歯を前に押し出してスペースをつくるのではなく、奥歯側の歯を奥に向かって動かすことによってスペースをつくっていたのに、この調整の際には前歯を動かしてしまっています。
 
次の日に急患で「前歯が出てきている」と相談に行った際には、前歯に通していたワイヤーが外されたので、歯医者さん側でもミスであったとの認識があるのだと思いました。
 
 
 
 
そして、その後の9月14日の調整の際にも前歯にはワイヤーを通しませんでした。
 
2015/09/14
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↓がワイヤー部分を色付けしたものです。
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ピンク色のところは、バネが装着されました。
 
9月の調整でも、前歯にはワイヤーを通さずに、バネで間隔を広げようとしているところを見ると、やはり8月20日に前歯の横の歯に無理やりワイヤーを通したのはミスだったのではないかと思っています。
 
 
 
 


失敗理由②裏側矯正の難しさ

これは歯の専門家でも何でもない、矯正の治療を受けている一般人の意見として述べますが、裏側に装置をつける治療の場合には、今回のように後ろに下がってしまっている歯を前に出す治療は難しいのではないかと感じています。
 
歯に内側から力をかけて、歯を押しだそうとすると、力がかかりすぎてしまったり誤った方向に力がかかってしまうと、歯が固定されていないので変な方向に動いてしまうこともあると感じました。
 
 
これが裏側矯正の難しさであり、慣れていて経験のある歯科医院でしか治療が難しい理由なのだと思います。
 
 
 

失敗理由③歯科医師の腕

そして、矯正の治療では装置やワイヤーの調整を行う歯科医師の方の腕は非常に重要だと思います。

ワイヤーを通すことで歯にかかる力は、ワイヤーの角度が少し違っているだけで大きく変わってきます。そして、そのワイヤーの通し方を調整するのは歯科医師の腕次第となります。

 

実際に、私が治療を受けている矯正歯科でも、歯科医師による腕の違いは顕著に感じています。

私の矯正歯科は、毎回調整の度に担当医師が変わるのですが、調整をしてくれた医師によって仕上がりはまったく違います。歯並びの乱れについてもですが、それだけではなく装置が舌に刺さる痛みなども全然違います。

 

8月20日の調整をした歯科医師は、若い医師の方だったのですが、以前に歯石をとる治療をしてもらったことがある方でした。その時にも、少し荒くて痛いな。と感じたのを覚えています。

自分の大切な歯を治療してもらう先生ですので、今後は経験のある、信頼のできる方にお任せしたいというのが本音です。

 

矯正歯科選びは、慎重に行ってくださいね。
今後、矯正の治療を受ける方の参考になればと思います。

 - 歯の写真, 矯正失敗疑惑