最悪の急患処置。歯型を取る。そして、吐きかける。
先日の投稿で、矯正装置の調整がうまく行っていないことにより、前歯が出てきてしまっているということを書きました。
装置によって前歯にかかる力が強すぎたため、前歯が1本だけ前に出てしまっていて、すごく目立つように見えています。
今回のこの前歯の乱れも、次の調整までは我慢できそうにないので、歯医者さんに電話して事情を話し、急患で予約を受け付けてもらい装置の調整をしてきました。
ただ、今回の急患での調整は本当に最悪でした。お金と時間があれば、今からでも矯正歯科を変えたいと思ってしまうほどでした。
本当につらかったし、歯医者さんの対応にイライラしてしまいました。ここでは、今回行われた処置の内容について書いていきます。
調整前の歯の写真。
まず、改めて調整前の失敗疑惑の歯の写真です。
これが、調整に行く前の状態です。
歯の写真があるので閲覧注意です↓
正面からの写真です。
ちょっと斜めからの写真です。
前歯が明らかに1本だけ目立ってきてしまっていますよね。これまで歯並びがきれいに見えるようになってきていたこともあり、ここにきてこの乱れは予想外でした。
そして、前歯の乱れが気になるということで急患で歯医者さんにいったので、歯の状態を診察してもらい、装置の調整をしてもらいました。でも、今回の対応はとてもひどかったです。
説明が納得できない。
まず、今回の調整の中でイライラしてしまったところとしては、担当の方の説明が全く納得できないということでした。
でてきたのは茶髪の若い女性の担当の方で、前回私の歯の調整をした方とは別の人でした。
そして、まず私の歯の全体の写真を撮りたいと言い、歯の全体の写真が撮られました。そして、その写真を見せられて、今の歯並びになってしまっている理由を説明されました。
その時にその方が説明していた理由としては、「前歯が動いたのではなく、横の歯が上にあがっていて短く見えているために、前歯が目立ってしまっているだけだ」ということでした。
横の歯とはどれかというと、写真で丸をつけた歯です。
確かに横の歯が短くなっているのはわかったのですが、前歯が動いていないということはなく、明らかに前方にはでてきています。
私は納得できなかったので、歯が前方には動いているという旨を説明して、今日はどういう処置をしてもらえるのかと話をしました。
すると、その担当の方は一旦部屋を出てしまい、「上の者と相談するから時間が欲しい、今日は何時まで大丈夫ですか?」みたいなことを言い始めました。
「上の者って誰?その人に見て欲しいんですけど」、ということをいうと、「時間がないから今は無理」という説明がされました。私はその後に予定があったこともあり急いでいたので、とりあえず納得し、その場で少し待たされました。
そして、担当の方が戻ってくると、別の人を連れて戻ってきました。結局はその別の方が私の口の中をみていたのですが、今度は「歯型を取りたい」と言い始めました。
一体何がしたいのか全然わからないままだったのですが、とはいえ必要な処置なのであればやるしかないと思い、歯型をとられることになりました。
矯正歯科の担当の方の説明自体も納得できないし、誰が責任を持って治療を進めてくれるのかもわからないしという状態でした。このように、次々と毎回担当が変わってしまうことには、違和感や不信感を抱いてしまいます。このままこの矯正歯科に任せていて良いのか?というのが、このとき考えていたことです。
歯型を取る。そして、吐きかける。
そして、しばらく待ってから歯型を取る準備がされました。
その歯型をとる処置が本当につらかったです。前の説明でちょっとイライラとし始めていたのですが、この歯型の処置で私のイライラはピークに達しました。
歯型をとる処置では、上下の歯にそれぞれ順番に、ピンク色の粘土?チューブの中身?みたいなものを押し付けて歯の型が取れるように固まってから取り出すという処置が行われます。
このピンクの粘土状のものは、口の中で喉にまで届き、唾も飲み込めないので、鼻で息をするのがやっとで、とても気持ち悪かったです。下の歯の型をとるときはまだ我慢できたのですが、上の歯の型をとるときには、その粘土状の物体が私の喉付近まで攻めてきて、とても気持ち悪くなり、おえっ、と嗚咽をしてしまいました。
それでも一度歯にはめた粘土は固まるまで取ってもらえず、その後も嗚咽が止まらず、涙が止まらず、とてもつらい時間が数分続きました。そのときに担当の方がとった対応は、私の口元にティッシュを添える…ということだけでした。吐くなら吐けってことなんですかね、ショックでした。
そして、数分経った後に、その歯型は取り除かれました。
何これつらすぎる、最悪…と、吐きそうになったショックでしばらく呆然としていたのですが、その後担当の方が言った言葉がもっと衝撃的で、
「歯から外すときに折れてしまったところがあるみたいなので、もう1度お願いします」
というものでした。あんなつらかったことをもう一度やるのか、と、呆然としてしまったのですが、ここまできたらやるしかないと、もう一度嗚咽に耐え続けました。
2回目の時も、固まった歯型を歯から剥がすときになかなか取れず、とても苦しかったのですが、そのあと、恐れていたことがまた起きました。
「やっぱり折れちゃうので、もう一回…」
結局は、3回も歯型をとられるはめになりました。3回目はさすがにキレそうになったのですが、怒ってもしょうがないと思い必死に我慢しました。
技術がなさすぎる、ひどすぎる、こんな人に任せたくない、と本気で思いました。でも、そんなわがままもいえず、時間もなかったので、そのままワイヤーと装置の調整までを実施してもらいました。
結局は、その後で上の歯のワイヤーをつけなおして、歯にゴムをかけるという治療がされました。
治療の全体にかかった時間は約2時間です。私はその後の予定に遅れてしまうし、嗚咽のせいで胸が気持ち悪いのが続くしで最悪の気分でした。
そして、もっと最悪だったことは、前歯が調整前とほとんどかわっていないということでした。前歯の調整をしてもらいにいったのに、かわるがわる歯の様子を見られ、歯型をとられ、ワイヤーだけ交換される。それで終わりでした、
前歯はまだ目立ったままです。
矯正治療を始めて、早1年半ほど経つのに、この時点でこんなに歯並びが乱れるとは思いもしませんでした。
歯の矯正はそんなに簡単には行かないこと理解していますが、ここまでミスが続くものなんでしょうか…
ちょっと、今通っている矯正歯科への不信感がやばいです。