歯列矯正中のスノボで気をつけることは?矯正装置で怪我する?
歯列矯正中にスノボに行くという場合、「歯列矯正中のスノボは何か気をつけるべきことはある?」というのが気になるところかと思います。
私は数年前より歯列矯正の治療をしていて、治療中に何度かスノボに行っています。
私の歯列矯正の治療ですが、歯の舌側に矯正装置をつける「裏側矯正」と、そのあとにマウスピースを使った「インビザライン」の治療を受けています。
ここでは、実際に私が矯正治療中にスノボに行った際に気をつけていたことをご紹介します。
裏側矯正中のスノボ。
まず、裏側矯正の治療中のスノボについてです。
矯正装置で怪我をする?
歯に矯正装置がついている状態でスノボに行く際に気になることとしては、「矯正装置で口の中を怪我することはないか?」ということではないでしょうか。
怪我の可能性についてですが、スノボは転倒したり人とぶつかったりする可能性のある激しいスポーツなので、歯に矯正装置がついていることで口の中を怪我してしまうこともあるかと思います。
ただ、この怪我についてはそれほど心配することでもないです。
スノボをしていて口から転んでしまうことはそう滅多にあることではないかと思うので、矯正装置がついていることで口の中を負傷してしまうことはそう多くはないです。
私は実際に歯の舌側に矯正装置がついた状態で何度かスノボに行きましたが、怪我をすることはありませんでした。
矯正装置が冷える?
また、矯正装置は金属なので雪山の寒い気温で冷えてしまうのではないかと心配することもあるかと思います。
矯正装置が冷えてしまうかということについては、よっぽど口をずっと開いた状態で滑り続けていない限りは大丈夫かと思います。
スノボをする際には、口の周りにはフェイスマスクやネックウォーマーを装着している人も多いかと思いますが、矯正装置だけ冷えてしまって冷たくなるということはないです。
食事が大変。
歯に矯正装置がついている状態でのスノボで苦労することとしては、食事の際に少し大変だと感じました。
矯正装置がついていることで食事が食べにくいということもありますが、雪山にはなかなか歯ブラシを持って行くことができないので、食後の歯磨きはやりづらいです。
私は、食後は歯を磨くことなく、口の中をゆすいでうがいをしてすませておきました。
インビザライン治療中のスノボ。
矯正の治療として、マウスピースを使ったインビザラインの治療を受けている人もいるかと思います。
私は、裏側矯正の治療を受けた後に、細かい歯並びを整えるためにインビザラインの治療も受けていました。そして、インビザラインの治療中にも何度かスノボに出かけています。
食事の際の取り外しが大変。
インビザラインの治療中のスノボで苦労することとしては、1番は「食事の際のマウスピースの取り外し」です。
歯にマウスピースがついている状態では食事が取れないので、食事の際にはマウスピースを外す必要がありますが、食事のたびにマウスピースをつけたり外したりするのは結構苦労します。
マウスピースをつけた状態で滑っていると、間食でアメやチョコレートを食べることもできないです。
スノボ中は体力を使うので甘いものが欲しくなることもありますが、マウスピースをつけたままで甘いものを食べてしまうと虫歯になってしまうので、お菓子を我慢する必要があり、スノボの楽しみは少し減ってしまいます。
途中のレストハウスで少し休憩して飲み物を飲んだり軽食をとったりする際にも、マウスピースは外さないといけないので、面倒だと感じました。
トイレに行くのも一苦労。
スノボ中は普段と違ってブーツを履いています。ブーツを履いた状態ではトイレに行くのも一苦労です。
ゲレンデの昼食時にはトイレは混雑することもありますし、レストランから遠く離れたところにある可能性もあります。
マウスピースを取り外すたびにトイレに行くのは結構大変だと感じました。
また、裏側矯正のところでも記載しましたが、ゲレンデには歯ブラシは持っていきづらいので食後の歯磨きもできないです。
まとめ。
矯正装置をつけている治療でも、マウスピースを使った治療でも、治療中にスノボに行くことは可能です。
ただし、ゲレンデは普段生活している環境とは違うので、頻繁に洗面所で歯を磨いたり、マウスピースをつけ外ししたりすることが難しくなります。
スノボ旅行は何人かのグループで行くこともあるかと思いますが、集団行動の中で何度もトイレに行くのも大変かと思いますので、特にインビザラインの治療の際には、マウスピースをどのタイミングでつけたり外したりするのかは、事前にトイレに位置をチェックして早めに行動することをおすすめします。
怪我や虫歯、歯の着色に気をつけながら、スノボ旅行を楽しんできてくださいね。