【歯の写真】下の前歯の矯正失敗。歯並びが悪くなってしまった理由の考察。
2016/01/18
上の前歯の失敗理由の考察については、コチラの投稿で書いていますが、<【歯の写真】上の前歯の矯正失敗。歯並びが悪くなってしまった理由の考察。>
今回は下の歯の失敗理由についての考察です。
上の歯の投稿では、失敗理由は①ワイヤーの通し方、②裏側矯正の難しさ、③歯科医師の腕、であると記載しました。今回は、下の歯の失敗理由についても失敗理由を考察をしていきます。
歯の写真があるので、閲覧注意です。
失敗理由①バネの力の加え方
下の歯の失敗理由としては、バネの力のかけ方が強すぎたことが考えられます。
こちらについて、私の歯の写真とともに考察していきます。
まず、これは矯正治療の開始直後の下の歯の写真です。
2015/06/22
私の歯は、前歯の2本が内側に入ってしまっているのがわかると思います。この2本の前歯をバネをつかって前に押し出していく治療が進められていました。その中で、前歯を押し出しすぎてしまって、前に出すぎる!ということになってしまったんです。
私の下の歯は、いびつなU字型になっている歯のアーチを、綺麗なU字型にしていく治療を進めています。
これは9月14日の写真です。バネで前歯の2本を押し出しているのがわかるかと思いますが、この時点ですでに結構前の方に移動してきています。
2015/09/14
U字というか、バネの向きだけ見るとV字のような力のかけ方がされています。
なぜ、バネまで使って前歯を前に出そうとしているのかというと、この丸を付けた2本の歯が変な方向を向いてしまっているので、前歯を出して隙間を作ってこの2本の歯を回して向きを変えようとしているんです。
そして、10月30日の写真です。
2015/10/30
この時点で、前歯とその横の歯の隙間が空いているのが見えますね。
↓ここの隙間です。
この時点ですでに、前歯はけっこう前にでてきているんです。
そして、下の前歯の矯正失敗疑惑の11月25日。
上からだとあまりわかりませんが、横から見ると激しく前歯が出ています。明らかに、バネで力をかけすぎてしまっているんですよね。
詳細はコチラにて↓
【歯の写真】2015年11月25日。矯正失敗疑惑、第2弾!!下の歯の前歯が出てきた。
前歯が出すぎているということで急患で処置してもらった際には、バネが外されたことも考えると、この時点ですでに明らかにバネで前に押し出しすぎていると考えられます。
上の歯の失敗の考察の投稿でも書きましたが、やはりこのように歯を奥から押し出す治療の場合には、内側から力をかけるのは力のコントロールがとても難しいのではないかと思います。
そして、これは2回目の下の歯の失敗の際の写真です。
2015/12/21
この写真を見ると、明らかにバネの力がかかりすぎてしまっているのが分かるかと思います。
そして、次の日に急患で処理してもらった写真です。バネの力がかかりすぎてしまっていたこともあり、バネは外され間の歯に装置が付きました。
2015/12/22
この時も急患で行ってバネが外されたことを考えると、やはり毎回バネの力が強すぎたのではないかと思っています。
失敗理由②情報連携が不十分
失敗理由としてバネの力のかけすぎを挙げましたが、バネの力の調整を誤った理由は、担当医師の腕の問題だけではないと感じています。
私の通っている矯正歯科は、毎回装置の調整をしてくれる担当医師が異なるという仕組みになっています。おそらく、予約が入った時間に勤務している医師が、交代で装置の調整を行っていっているのだと思います。
今回のバネの調整ミスは、それぞれの医師間での情報連携が不十分であったことも原因のひとつだと考えています。
なぜそう思ったのかというと、12/21の調整の前の11月の治療の際には、「次回の治療ではバネを外して新しい装置をつける」と言われていたのです。それにも関わらず、12/21の治療の際にはバネが外されずに再び強いバネがつけられて、歯が乱れてしまうということが起きました。
他にも、情報連携が不十分だと思った出来事はコチラにも記載しています。
2016年1月5日。矯正装置、装着。歯医者の対応に不信感が爆発。
医師間での情報連携がうまくされていなかったために、調整ごとの医師の判断になってしまっていて、ミスが生じているのだと思います。
これまで度重なるミスで、歯が乱れてしまったので今後は同様のことがないように、院長には直接意見を伝えました。
あなたの大切な歯の治療なので、失敗の無いように矯正歯科選びや治療法の選択の際には、いくつかの選択肢を比較して検討することをおすすめします。