【歯の写真】ゴムかけを継続したことによる噛み合わせの改善。
矯正治療の中でも「ゴムかけ」の治療というのは、矯正治療を受けている皆さんを悩ませている治療ではないかと思います。
私自身もゴムかけの治療に苦労しています。
ここでは、ゴムかけの治療において感じている苦労ポイントと、ゴムかけの治療を続けて見えてきている効果についてご紹介します。
ゴムかけ治療の苦労。
ゴムかけの治療を始めてから、早くも約1年ほどが経とうとしています。
1年間も毎日ゴムをかけ続けているの?と、大変に思われるかもしれませんが、矯正治療もゴムかけの治療も慣れれば平気になってきます。
ただ、とはいっても、ゴムかけは大変だと感じる部分は多いです。ここではまず、ゴムかけ治療における苦労をお伝えします。
続かない。
ゴムかけの治療の特徴として、自分でゴムを交換しなければならず、とても手間がかかるということがあります。
食事の際や歯を磨く際にはゴムが邪魔になるので外し、それ以外の時間にはゴムをかけるというのを自分で行う必要があります。
装置やワイヤーはずっと歯に固定されていますが、ゴムは固定されていないというのがゴムかけの特徴であり、面倒なポイントだと思います。
そして、「ゴムかけを必ずしなければならない」、という意識を持ち続けていないと、なかなか続けることができず、効果が見えにくくなってしまいます。
私は、食事の後にはゴムをこまめにつけなおす、ということがなかなか続けられないため、ゴムかけの効果が出ておらず、1年間も時間がかかってしまっています。
ゴムが目立つ。
ゴムかけの悩みとして、ゴムが目立ってしまうということがあります。
私は歯の裏側に矯正装置をつけて治療を進めているので、矯正装置は外から見て目立たないようになっています。
でも、ゴムかけのゴムは上下の歯にひっかける形になっているので、口を開くとゴムが目立ってしまうということがあります。このゴムが目立って嫌だというのも、ゴムかけの治療の苦労のひとつです。
歯がじわじわ痛い。
そして、矯正装置の治療とは少し違った痛みの感じ方が、ゴムかけの治療にはあります。
矯正装置やワイヤーの力によって歯にかかる力は、装置の調整後の数日間が1番強くて、歯に痛みを感じるのもその期間が中心です。装置の調整後の1週間ほどは痛みを感じることもありますが、それ以降はあまり痛みを感じることはありません。
でも、ゴムかけの治療の場合には、ゴムの力によって常に歯に力がかかり続けている感覚があります。そのため、装置の調整から次の装置の調整までの約1ヶ月の間は、常に歯にじわじわと痛みを感じるということがあります。
ゴムかけの効果。
ここまでは、ゴムかけの治療の苦労についてご紹介しましたが、地道にゴムかけを続けたことで効果が見え始めていますので、現在の歯の写真をご紹介します。
歯の写真があるので、閲覧注意です。
まず、奥歯の写真です。奥歯はゴムかけを1年近く続けています。途中でゴムかけをサボってしまった時期もあって、嚙み合わせが良くなったり、悪くなったり、というのを繰り返しています。
まず、これは2016年5月の時点の写真です。この時期はゴムかけを続けていたこともあって、噛みあわせが合ってきています。
でも、その後しばらくゴムかけをサボってしまったことで、一度噛み合わせが甘くなってしまった時期がありました。これは昨年2016年9月時点の写真です。
そして、これが現時点の写真です。
奥歯の噛み合わせがとても甘かったのですが、ゴムかけの効果が見えてきていて、噛み合わせが合ってきています。
そして、正面の前歯の写真です。
これは2016年12月時点の写真です。この時期から前歯のゴムかけがスタートしています。
下から見たときの写真です。この丸をつけているところの歯にゴムをかけています。
そして、現時点の写真です。まずは、正面から。
そして、下から見たときの写真です。
前歯にゴムかけをしていますが、前歯が徐々に下に下がってきているのがわかると思います。
矯正治療の中では、大変だと感じることも多いのですが、効果が見え始める嬉しくなり頑張ることができます。
引き続き、矯正治療を頑張っていきます。