矯正治療中の口内炎がツライ!対策と対処法は?
2017/08/20
矯正治療中につらいのは、歯の痛みだけではありません。矯正治療中は、器具が口の中にあたって口内炎ができやすいのです。
私は、もともと口内炎ができやすい体質なので、矯正治療中は口内炎に苦しんでいます。
ここでは、矯正治療中の口内炎について、対策と対処法をお伝えします。
口内炎の対策。
口内炎をできるだけ予防するためには、装置が口の中に当たらないようにすることと、十分な栄養と睡眠をとることが大切です。
装置が当たらないようにする
矯正中に口内炎ができてしまう原因としては、矯正の装置が何度も繰り返して口の中に当たってしまうことによって、口の中の粘膜が傷つけられてしまうことがあります。「装置があたって痛いな」と感じる部分については、あらかじめワックスなどで保護をしておくと良いです。
粘膜に継続的に刺激が与えられることで、粘膜が傷ついてしまって口内炎ができてしまいます。
十分な栄養と睡眠
口内炎は身体の抵抗が弱くなっている時にできやすいので、十分に栄養をとることが大切です。また睡眠不足で疲れている時やストレスを感じている時にも口内炎ができやすいです。
食事だけで栄養を補給するのが難しい場合には、サプリメントを併用するのも効果的です。
口内炎ができてしまった時の対処法。
口内炎ができてしまった時には、あまり熱いものや辛い物を食べないようにして、刺激を与えないようにすることが大切です。
そして、口内炎治療薬を使うことで炎症を抑えることができるので、痛みは軽減されます。下記に、私が愛用している口内炎の治療薬をご紹介しますね。どちらも第2類医薬品で薬局に売っているものです。
ケナログA
これは私が一番愛用している口内炎治療薬です。
主な成分・分量 1g中
トリアムシノロンアセトニド…1.0mg、添加物として、ゼラチン、カルメロースナトリウム、プルラン、ゲル化炭化水素
軟膏タイプで、患部に直接塗り込むものです。このケナログは、しばらくすると固まって患部の表面を保護してくれます。痛みが強い時に塗っておくと、炎症が抑えられて痛みがやわらぐので、口内炎の痛みが強い時には重宝します。
デンタルクリーム
こちらについても、口内炎治療薬として利用しているものです。
主な成分・分量 100g中
ジブカイン塩酸塩…1.0g、アミノ安息香酸エチル…0.3g、塩化セチルピリジニウム…0.1g、l-メントール…0.1g
これも軟膏タイプで、患部に直接塗り込むものです。ケナログよりも柔らかく、あまり患部の表面には密着してくれないので、私は使用感としてはケナログの方が好きです。
貼るタイプの治療薬
口内炎の治療薬としては、貼るタイプのものも販売されています。貼るタイプについても、いくつか使ってみましたが、意外とすぐにはがれてしまうの で、私は軟膏タイプの方が好きです。
貼るタイプはうまく活用できれば、患部を完全にカバーできるので、飲み物を飲む際などの痛みは軽減できると思います。
まとめ
矯正治療中の口内炎はつらいですが、慣れてくるとできることも減ってきますので、はじめのうちは我慢が必要です。
口内炎が痛いからといって、食事を制限してしまうと栄養が偏ってしまって治りが遅くなるので、気を付けてくださいね。
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