矯正治療中、引越し・転勤や妊娠時は治療中断?返金制度の有無について。
2016/01/09
矯正治療って、装置をつけて終わりではなく、歯を動かしている治療中は、装置の調整のために3~4週間に1回、矯正歯科に通うことになります。
歯を動かす治療が終わった後も、歯の位置を保定(ほてい)するため、半年に一度の通院が必要となります。
ここで、私が治療前に持った疑問は、
引越しや転勤、妊娠で治療の継続が難しくなったらどうなるの?返金制度はあるの??
です。
回答としては、歯医者さんによって方針は異なるので、カウンセリングの際に聞くのが一番良いです。
引越し・転勤の場合
引越しや転勤になって、同じ歯科医院で治療の継続が難しいということになった場合は、まったく返金制度がない場合、一部の費用だけ返金される場合など、歯科医院によって方針は様々です。
もし、まったく返金制度がない場合には、治療を継続する場合には、引越し先で歯医者を見付けて、再度矯正費用がかかります。それまで治療を受けていた歯医者さんからは、紹介状を書いてもらうことになります。
そうなったら、交通費はかかりますが、遠方から同じ矯正歯科に通い続ける方が安くなる場合が多いですね。
移動時間がめっちゃ無駄ですが( ;∀;)
矯正治療の残りの期間などと合わせて考える必要があります。
そして、返金制度がある場合には、それまでの治療の進捗の状況をもとに返金金額が決まるようですね。
治療の進め方や、装置の調整の方法は歯科医院によってさまざまですので、同じような系列の歯医者が転居先にあれば良いですが、ない場合には少し苦労することもありそうです。
特に私は裏側矯正で治療をしていますが、裏側矯正ができる歯科医院は全国でもまだそんなに多くはありません。
もし治療期間中に引っ越しの必要が出た場合には、転居先で裏側矯正ができる歯科医院をうまく見つけられるのか、不安は残っています。
転勤や引っ越しの可能性が少しでもある場合には、事前にしっかりと確認をしておいた方が良いですよ。
妊娠の場合
そして、女性であれば長い矯正期間の間ですから、
妊娠という可能性もあります。
妊娠中も、歯の装置の調整をするだけであれば治療は可能です。ただ、調整中は長時間口をあけているので、つわりが激しいときにはきついと思います。
また、もし麻酔を使った治療やレントゲンの撮影が必要な場合には、注意が必要です。
麻酔とかレントゲンは、矯正初期のころの抜歯や精密検査の際に必要となるので、毎月の装置の調整だけであれば、妊娠中でも通うことができそうです。
このあたりも事前に、歯科医院の先生に相談しましょう。
出産時には、歯医者さんに相談し、いったん2か月ほどは治療をお休みすることもできるようです。
そして出産後には、乳児を連れて通うことができるのかについても、事前に相談しておいた方が良いですよ。
治療中は、基本的には通院は調整のために月に1回ほどですが緊急で行かなければならないこともあると思いますので、事前に考慮は必要だと思います。
ちなみに私はこの12月は、矯正の失敗で歯が乱れたり、虫歯の治療を行ったこともあり、1ヵ月で6回も通いました。
ワイヤーが口の中にささる!とかそのぐらいだったら我慢して次回の調整日まで耐えれるかもしれないですが、歯の乱れとか虫歯はなかなか放置できませんからね。