歯列矯正中はお寿司が食べづらい!食べやすいものと、食べにくいものについて。
歯列矯正中の食事は歯に装置やワイヤーがついているので、食べるものに気をつかいます。

矯正中は、歯が動くことによって歯や歯ぐきに痛みを感じます。また、装置やワイヤーに食べ物が挟まりやすくなってしまいますので食べやすい食べ物と、食べにくい食べ物がでてきてしまいます。
私は歯の裏側に矯正装置をつけて治療を行う、裏側矯正の治療を約2年ほど続けています。
そして、2年も装置がついていれば、食べやすい食べ物と食べにくい食べ物の違いは、見ただけでわかるようになります。
お寿司が食べにくくて困る。
まず、歯列矯正の治療中にはお寿司がとても食べにくいです。
歯列矯正の治療を始める前までは、矯正治療中にはおせんべいとかのような、固い食べ物が食べにくくなるだけだと思っていました。
でも実際にはそれだけではなく、そこまで固くなくても食べにくいと感じてしまう食べ物もあります。そのひとつがお寿司です。
大きなものが食べづらい。

矯正装置がついた状態では、あまり大きな食べ物は口の中に入れづらくなります。
その理由としては、まず、大きな食べ物を口に入れても歯が痛くて噛むことが困難だということがあります。
また、とくに歯の裏側に装置がついている治療の場合には、食べ物を口の中にいっぱいいっぱい入れてしまうと、食べ物が内側の装置に引っかかってしまって動かせなくなり、苦しくなってしまうということがあります。私はこの失敗で何度か吐きそうになっています。
お寿司は、歯列矯正の治療中の人にとっては大きな食べ物で、一貫を一口で食べると苦しくなる時があります。とはいっても、半分に切って食べようとしても、シャリが崩れてぐちゃぐちゃになってしまったりするので、なかなか大変です。
軍艦巻きの場合にも、海苔が強くて食べるのに苦労することがあります。
ナイフなどを使って切ることができる食べ物であれば、多少固い食べ物でもなんとかなるのですが、お寿司はそれができないので苦労します。
ネタによる違い。
矯正装置をつけた状態だと、お寿司が食べにくいと記載しましたが、お寿司も上に乗っているネタによって多少の違いがあります。
食べにくいと感じるネタと普通に食べることができるネタは存在しますので、矯正治療中でも食べにくいお寿司のネタ以外であれば普通に食べることも可能です。
食べにくいネタ。
まず、食べにくいネタとしては、タコ、イカ、つぶ貝などの弾力があって噛み切れないもの、軍艦巻きのような海苔が巻かれているもの、が挙げられます。
これらのお寿司のネタは、なかなか半分に噛み切るのも難しいので、一口で食べる必要がありますし、口の中に入れてからもしっかりと噛む必要があります。矯正装置をつけた状態で食べるのは結構苦労すると思います。
食べやすいネタ。
逆に、食べやすいネタとしては、ほたて、サーモン、まぐろ、など比較的柔らかくて半分に噛み切ることもできるネタがあげられます。食べやすい柔らかいネタであれば、半分ずつ切って食べることも出来ると思うので、矯正治療中でも問題なく食べられると思います。
矯正治療中には、歯に装置がついているので食事中に困ることもあると思います。慣れれば平気になってくる部分もありますが、食事には苦労するので参考にしてもらえればと思います。
引き続き、矯正治療をがんばっていきます。