アラサーOLの裏側矯正ブログ♪

歯列矯正の日々。 矯正失敗…?なのか、最近は歯が崩れてきている日々です。 虫歯もできちゃいました。

永久歯が生えない?!私の埋伏歯の治療体験。

      2016/02/06

埋伏歯(まいふくし)って知っていますか?
 
本来生えてくるべきはずの時期に永久歯が生えてこないようであれば、それは埋伏歯の症状かもしれません。
 
埋伏歯は放置しておくと他の歯に影響を与えてしまうこともあるので、疑いがある場合には歯医者さんでの診察をおすすめします。
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ここでは、埋伏歯はどういうものかについてと、私が経験した埋伏歯の治療体験について紹介します。
 
 


埋伏歯とは?

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永久歯が歯茎の中に埋まってしまって、本来生えるべき時期になっても生えてこないことなんです。
 
 
どうして永久歯が生えてこないのか、その原因はさまざまです。生えている乳歯が邪魔をしていたり、他の永久歯が邪魔をしていて歯が生える隙間がなかったり、歯根癒着が起こってしまっていて動くことができなかったり、などさまざまな理由が考えられます。

 
 
 


埋伏歯の治療法は?

埋伏歯は、永久歯が生えてくるのを邪魔しているものを取り除けば、勝手に生えてきてくれる場合と、矯正などの治療を行って引っ張り出さないと生えてこない場合があります。
 
引っ張り出す治療を行う場合には、歯が少しでも顔を出しているのであれば矯正の装置がつけられますが、でてきていない場合は、歯ぐきの切開をする必要があります。また、埋まってしまっている永久歯を抜いてしまって、人工の歯を埋め込むという治療の選択肢もあります。
 
 
 
 

私の埋伏歯。

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症状

私は、奥歯の永久歯の1本が埋伏歯として生えずに残ってしまっていました。なぜか乳歯が抜けずに残ってしまっていて、その下にある永久歯が生えてこられずに埋まってしまっていたんです。
 
 

放置期間

乳歯が残っていて、永久歯が埋まっているのに気付いたのは高校生の時でした。おそらく16歳ぐらいだったと思います。虫歯の治療の時に、歯医者さんに行ってレントゲン撮影して、乳歯が残ってしまっていることを歯医者さんから告げられました。
 
ただ、この時には乳歯がまだしっかりと生えていたことや、埋まっている埋伏歯が他の歯に悪い影響を与えていなかったので、しばらく様子を見るということで、すぐに治療は行わないことにしました。
 
この時に、乳歯にはいずれ寿命がくるのでいつか治療が必要なことは告げられていました。
 
 

27歳になって

そこから、しばらく乳歯が残ってしまっていることは忘れていて、しっかりとした乳歯が元気に働いてくれていました。
 
でも、27歳になったころ乳歯の色が変わってきて、隣の歯との隙間が目立つようになってきたんです。そこで、「あれ?おかしいな?」と思い、その歯が乳歯であることを思い出しました。そのあとも数ヶ月は乳歯のままで頑張っていましたが、しばらくすると乳歯がぐらぐらし始め、もうそろそろ限界なのかなと思い、 治療を検討し始めました。
 
 

治療を受けるまで

埋伏歯の治療法をインターネットなどで情報収集している中で、矯正治療での牽引の治療が必要な可能性があることを知り、矯正歯科に相談をすることにしました。
 
当初、埋伏歯の治療として考えていた範囲は奥歯の1本の牽引だけで、残ってしまっている乳歯を抜歯して、その奥に埋まっている永久歯だけを引っ張り出す治療を想定していました。
 
装置を付ける範囲も埋伏歯の周辺の数本分だけで、かかる費用も30万円ほどだと思っていました。いわゆる、矯正の部分治療です。
 
 

なぜ今、全体の矯正治療をしているのか?

埋伏歯の部分矯正での治療を前提に、矯正歯科にてカウンセリングを受けました。
 
すると、私の埋伏歯は他の歯と癒着してしまうこともなく、キレイな状態で残っていたので、牽引して引っ張ってくればまだまだ使えるということが分かりました。
 
そして、同時に私の上下の歯の噛み合わせが悪いことや、前歯周辺の歯並びが悪いことも指摘を受けました。
 
 
埋伏歯のみの部分矯正は、特に奥歯の場合には全体の噛み合わせに影響を及ぼしてしまうこともあり、あまりおすすめできないと言われ、また、全体の歯並びをキレイすることで見た目だけではなく、歯を長く使い続けることができるということも言われました。
 
そこで、総合的なメリットも判断して、どうせやるなら全体の矯正もやってしまおう!と思い、全体矯正に踏み出したんです。私の歯科矯正の記録については、このブログの中で詳細にご紹介しています。
 
 
 
 

【歯の写真】現在治療中。

そして、現在は埋伏歯を牽引する治療中です。牽引しながら、他の歯については歯並びをキレイにする治療を進めています。
 
これが、治療開始から約7か月の埋伏歯の写真です。歯の裏側の装置をつける裏側矯正で治療を進めていますが、埋伏歯部分については表側に装置を付けています。
 
 
歯の写真があるので、閲覧注意です↓
 
 
 
 
 
 
 
 
7か月でこんなにも生えました。
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この歯が埋もれていた歯です。丸をつけました。
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まとめ

埋伏歯は放置してしまうと、埋まっている歯が使えなくなってしまうこともあるので、症状が悪化する前に早期に歯科医院での診察を受けることをおすすめします。
 
そのまましばらく放置していても大丈夫なのか、すぐに矯正の治療が必要なのかどうかは、自分で勝手に判断するのではなく、歯医者さんと相談しながら決めてくださいね。
 

 - 歯の写真, 矯正開始前