芸能人でも隠れたところで歯並びが悪い人は意外と多い。
2016/11/16
芸能人って、テレビや雑誌でよく見かけるので歯並びがキレイな人が多いと思います。
特に女優さんやモデルさんは、人前に出ることが多く美意識が高い人が多いので、歯並びを整える治療をしている人がたくさんいます。芸能人で多い歯並びの治療法としては、歯を削って人工の歯でカバーする差し歯の治療や、装置がみえない裏側矯正、マウスピースでの治療などがあります。
最近では、お笑い芸人の人でも歯の矯正の治療や差し歯の治療をしていますね。
でも、芸能人の中でも歯並びの治療をせずに、よくよく見ると歯並びが乱れている人ってけっこういるんです。
ここでは、隠れたところで歯並びが悪い芸能人について考えていきたいと思います。また、なんで芸能人なのに歯並びの治療をしないのか?というところについても書いていきます。
実は数本だけ内側に入ってしまっている歯。
まず、芸能人の人の中でも隠れたところで乱れてしまっている歯並びとしては、一本だけや数本だけ歯が内側に入ってしまっている歯並びがあります。
歯が内側に生えてしまっていて、他の歯と重なっているため、一見歯並びが悪いようにはみえないのですが、よくよく見るとちょっと乱れているというものです。
歯並びとしては、二重歯列と呼ばれるような症状で、歯が二枚重なって生えてしまっている場合もあります。
この歯並びは、一見ぱっと見ただけでは気づきにくく、普通にしゃべっていたり笑ったりしている様子を見ていても、気づかないこともあります。口を大きく開いたときに口の中が見えて、あれ?と気づくことがあります。
若干の出っ歯。
明らかに出っ歯ではないけど、若干の出っ歯で少し気になるという歯並びの人もいます。
前歯の二本だけが少し前に出てしまっていて、出っ歯のようにみえてしまう歯並びです。
でも、この出っ歯に関して、見方によっては小動物のようで可愛くもみえてしまうので、チャームポイントとして捉えて治療をしていない人もいます。有名な女優さんやモデルの方でも、前歯が少し出っ歯なのに、そのまま治療をしていないという人もいます。
八重歯。
日本の歯並びへの考え方として、八重歯を可愛いと捉えることがあります。海外の人の考え方では、八重歯がいいという感覚はありえないのですが、日本人はなぜか八重歯をチャームポイントとして考える傾向にあります。
芸能人の中にも八重歯が目立ってしまっている人もいるのですが、治療をせずにそのまま残している人もいますね。
八重歯を治療した芸能人やアイドルに対して、「チャームポイントだったのに、もったいない」という意見が言われたりすることもあるので、日本人の中では八重歯を肯定的に考える人が多いのだと思います。
最近では、この八重歯については治療をしている人もちらほらみえてきていますが、それでもまだまだ八重歯の芸能人は多い印象です。
なんで芸能人でも歯並びの治療をしないのか?
では、なぜ芸能人でも歯並びの治療をしない人がいるのか?というところについて考えていきます。
日本人は歯並びに寛容。
まず、日本人は歯並びに寛容であるということが、矯正としない理由としてあると思います。少しぐらいの出っ歯や、八重歯の目立ってしまっている歯並びについては、その人の個性やチャームポイントとして捉えて、肯定的に見ているという傾向があります。
海外では八重歯があれば治療を検討することが多いのですが、日本ではそこまで気にせずにそのまま残していることもあります。芸能人であっても、少しぐらいの出っ歯や八重歯であれば気にせずそのままにしておくという考えの人も多いようです。
時間がない。
芸能人は人気の高い人になるほど、忙しくて時間がないということがあります。歯並びの治療については、比較的時間が必要な治療になりますので、時間がなくてなかなか治療を受けることができていないという人も多いです。
自分の歯を大切にしたい。
時間がない芸能人の間でよく取り入れられている歯並びの治療としては、「差し歯」の治療があります。これは、歯を削って歯の根っこの部分だけ残しておき、人工のかぶせものの歯をつけて歯並びをきれいに見せる方法です。
この差し歯の治療であれば、短期間の治療で歯並びをきれいにみせることができるのですが、自分の歯を削ってしまうため、歯の寿命が短くなってしまうというデメリットもあります。芸能人の人でも、自分の歯を削るのは嫌だと考えている人もいて、その場合には差し歯の治療には踏み切らない人も多いようです。