歯の矯正治療と頭痛や肩こりについて。
2016/11/15
矯正治療を始めた当初はあまり気にならなかったのですが、最近になって頭痛が気になるようになってきています。
この頭痛は矯正治療のせいなのがどうかは定かではないのですが、他の矯正治療を受けている方々の意見を見ていると、矯正治療を進めていく中で頭痛や肩こりがおこってしまっているということがあるようです。
私の頭痛も矯正治療のせいなのでは?と思うところがあるので、ここでは矯正治療の副作用としての頭痛や肩こりのような症状について考えていきます。
頭痛の原因。
最近になって特に頭痛が気になり始めているのですが、この頭痛の原因は装置によって歯が締め付けられているために起こっているのではないか?と考えています。
痛みの感覚としては、装置とワイヤーにより歯が強く締められている感覚があり、その延長の痛みとして目のあたりがずーんと痛むような感覚があります。
頭がきーんと痛いような感覚ではなく、ぼーっとしてしまうような、頭が重く感じるような感覚です。
装置によって歯が締め付けられることにより、歯と歯がぎゅっとつめられて、そのことにより頭の方にまで影響がでてしまっているような、そんな気がしています。
特に痛いのは寝起き。
そして、特に痛みが強いのは起きてすぐから午前中にかけてです。
これは、私が寝ているときに歯を強く噛み締めてしまっていることも原因になっていると思います。
歯をぐっと噛み締め続けていると、こめかみや目の周辺のところあたりが痛くなるような感覚があるのですが、起床後すぐにその感覚があるように感じています。そして、それと合わせて装置によって歯が締め付けられる感覚も残っているので、頭がずーんと痛いような症状につながってしまっています。
この痛みは、歯の噛み締めによってあごや頭に力が入り続けてしまっていることが原因のようにみえます。起きてから口を開けて口の周辺の力を緩めると、痛みがマシになってくるように感じています。
噛み合わせも原因に。
私は、奥歯の噛み合わせがまだあまりよくなくて、上下の歯を噛み合わせると、奥歯よりも前歯の周辺の歯の方が強く力がかかります。
噛み締めをしてしまっている中で、奥歯ではなく前歯の周辺からの力が頭の方にまで伝わってしまい、痛みにつながってしまっているのではないかと思っています。
矯正治療の中でよく言われる頭痛や肩こりについては、この噛み合わせが原因となっていることが多いです。噛み合わせがあっていないことで、必要以上の力が歯にかかってしまい、頭痛や肩こりにつながってしまうようです。
頭痛を軽減するために。
頭痛の原因が装置による力がかかりすぎていることだとすると、頭痛を軽減するためには、矯正装置によってかかる力を調整することが第一だと思います。
このあたりは、矯正歯科の先生の方が詳しいと思いますので、矯正治療によって頭痛に悩んでいるのであればまずはかかりつけの先生に相談することが大切だと思います。とはいえ、矯正治療を進めていく中では、歯に力をかけることは必要となってきますので、どこまで対応できるかも含めて相談だと思います。
そして、そのほかには、私のように歯を噛み締めしまっていることも頭痛につながっているようなのであれば、噛み締めをゆるめるような対策が必要です。
噛み締めの対策としては、寝ている間だけはめておくマウスピースのようなものもあります。マウスピースをつけておくことで、歯と歯が直接あたって強う噛み締めてしまうのを軽減することができます。
このマウスピースも歯医者さんにて作ってもらえるものなので、歯医者さんへの相談が良いと思います。