なんで芸能人でも奥歯に銀歯が残っているのか?残念なイメージを与えないための治療法。
2017/04/16
奥歯に銀歯がいっぱい詰まっている人っていますよね。テレビで見ている芸能人でも、笑ったときに奥歯の銀歯が見えてしまうことがあると、残念だなと思ってしまいます。
私も奥歯には銀歯がたくさんあるのですが、人に口の中を堂々と見せられません。
芸能人は、なんでお金があるはずなのに、白い歯ではなく銀歯をつめているのでしょうか?ここでは銀歯が与えるイメージや、白い歯にするための治療について考えていきます。
銀歯が与えるイメージ。
銀歯が見えてしまったときの印象って、あまり良くないですよね。芸能人や美人な人でも、大きな口を開いたときに、銀歯がのぞいて見えてしまうと、残念に感じてしまいます。
銀歯に対する印象は一般的にもあまり良くなくて、不潔とか自己管理ができていないとか、そんなイメージを与えてしまうこともあるようです。
先進国の中でも、銀歯での治療をしている日本はめずらしいようで、海外では白い歯のセラミックを使った治療法が一般的のようです。矯正の治療がまだ一般的ではなかったり、銀歯での治療が行われてしまっていることから、海外から見ても日本人の口元のイメージは良くないと言われています。
日本は保険適応があるのが銀歯の治療になるので、みんな奥歯などの目立たない箇所は銀歯で歯を埋めてしまっているんですね。銀歯は3000〜4000円ぐらいの費用で治療ができますが、セラミックになると一気に治療費があがって、数万円レベルでの費用になります。奥歯だったら目立たないし、銀歯でいいやと思ってしまう人も少なくはないようです。
でも、実際に埋めてみると、奥歯であっても銀歯は結構目立ってしまっています。芸能人のお金がある人で銀歯が残ってしまっている人は、子供の頃に行った虫歯の治療でつめた銀歯がまだ残ってしまっているということが考えられます。
奥歯の銀歯を白くできる?
銀歯があることで見た目だけではなく、健康面での悪い影響がでてしまうことがあります。例えば、銀歯は虫歯などの治療のために削った歯との間に隙間ができてしまうことがあるため、銀歯の下で気づかない間に虫歯が進行してしまっていることがあります。
また、銀歯の影響で歯ぐきまで黒く変色してしまうということもあります。
このように見た目にも健康面でもあまり良いことがない銀歯。これを白くしたいと願う人のために、銀歯を白くする治療の技術が進歩してきています。銀歯を白くする治療には、保険適応のものと保険適応外のものがあるので、それぞれ代表的なものをご紹介します。
・コンポジットレジン(保険適用)
これはプラスチック素材の詰め物やかぶせ物です。保険適応かつプラスチック素材なので、治療費は安価で、銀歯よりも歯の色に近い素材のため、目立ちにくいという特長があります。
一方で、時間が経つと変色してしまったり、強度の面で少し弱いということもあります。
そして、銀歯を詰め直すという治療の場合には、保険が適応されないこともあります。痛みが出ているか?虫歯があるか?ということによって変わってくるようで、歯医者さんによっても方針が違うので、個別の相談が必要です。
・セラミック(保険適用外)
こちらは、セラミック(陶器)の素材を使っているため、より歯の色に近く、変色もしにくいということがあります。
ただし、セラミックは保険適応外となるため、かかる費用は高くなります。数万円レベルでの費用がかかってきます。
私も矯正の治療が落ち着いたら、銀歯を白くする治療を検討したいと思っています。