妊娠中の歯列矯正の治療について。つわりは大丈夫?
ワイヤーを使った歯列矯正や、マウスピースを使ったインビザラインの治療については、アラサーをむかえた女性たちの間でも治療を受けている人がいます。
私自身のイメージでは、矯正治療というと小学生の頃に友達が治療をしていた記憶があったのですが、特に子供だけではなく、大人になってから治療を始める人も多いです。
ただし、アラサーという年齢で矯正治療を検討するにあたって心配なこととして、結婚や妊娠ということがあるのではないでしょうか。
現在私はインビザラインの治療中です(結婚式があるため、一時的に中断していますが、結婚式が終わり次第、治療を再開する予定です)。
また、結婚式を終えて第一子を妊娠していることもわかっています。
ここでは、実際に経験してみて感じる「妊娠中の矯正治療は可能か?」ということについて考えていきます。
妊娠中のインビザライン治療。
まず、妊娠中のインビザライン治療は可能か?という点についてですが、私の通院している病院の医師の判断は、問題ない、というのとでした。
私はインビザラインの治療を結婚式のために中断している時に妊娠がわかり、このままインビザラインの治療を続けて大丈夫なのかという懸念がありましたので、事前に医師に相談をしました。
その時に得られた回答が、特に胎児に影響はないというものでした。
私のインビザライン治療は、23ステップ中の7ステップまで進んでいましたので、あと16ステップ分になります。
ひとつあたり10日で交換する想定だと、特に何の問題もなければあと160日で治療が完了する計算になりますので、出産の前までには治療が完了していることになります。
つわりの心配は?
インビザラインやワイヤーなどを使った歯列矯正の治療を妊娠中に継続する場合、心配なことのひとつに、つわりがあります。
ここでは実際につわりの期間にマウスピースをつけていて感じた体験談をご紹介します。(結婚式のためにしばらく治療を中断して、歯の表面のアタッチメントは外していましたが、歯が動かないようにするためのマウスピースはつけ続けていました)
マウスピースが気持ち悪い。
私自身はつわりはあまりひどい方ではなく、よくお腹が減る、眠い、たまに気持ち悪くなる、という症状はありましたが、嘔吐をしてしまうということはありませんでした。
ただ、マウスピースを装着することで違和感を感じ、おぇっと、嗚咽してしまうことは多々ありました。
特に、朝起きてすぐにマウスピースを取り外す時に嗚咽してしまうことが多く、気持ち悪いなと感じることが多かったです。
私自身はつわりが軽いので耐えられているのですが、これがつわりが重い人の場合には結構つらいだろうなというのが正直な感想です。
食べられないつらさ。
また、つわりによりお腹が減ってしまい、何か食べていないと気持ち悪いという日もありました。マウスピースをつけている時に大変なこととしては、間食ができないということがあります。
つわりがひどい時には、少しずつでも食べられるタイミングで食事を取るのが良いですが、マウスピースをつけていることでなかなかそれが思い通りにできないのが辛いところとしてあります。
つわりがひどい日には、一時的にマウスピースをつけない日を作り、インビザラインの治療を中断することも考えなければいけないことあるのかなと思います。
妊娠中はただでさえ身体がダルかったり、胃の調子が悪かったりでストレスが多いです。歯の矯正治療を続けることも大切ですが、ストレスを感じて負担にならないように調整していくことが大切だと感じています。