妊娠中のインビザライン治療は吐き気との戦い。
私はいま妊娠初期なのですが、インビザラインの治療を続けています。
もともとは、2015年より歯の舌側に矯正装置をつけて治療を行う裏側矯正の治療を受けていました。そして、歯並びが整ってきたこともあり、2017年の夏より裏側矯正の装置を外し、マウスピースを使ったインビザラインの治療に切り替えています。
そして、2017年11月に妊娠が発覚し、インビザラインの治療は継続して続けています。
妊娠中、特に現在は妊娠初期の状況ですが、妊娠していない時と比べると治療中に苦労することがいくつかあります。その中の一つに、妊娠初期のつわりにより吐き気との戦いがあります。
ここでは、妊娠初期にインビザライン治療を続けている中で苦労していることをお伝えします。
妊娠中のつわりによる吐き気。
妊娠初期には多くの妊婦さんが悩まされることに「つわりによる吐き気」があるかと思います。
人によって症状は様々で、吐き気が強い人もいればつわりは全くないという人もいます。わたしはつわりの症状はそこまでひどい方ではないと感じていますが、それでもたまに吐き気を感じることがあります。
そして吐き気を感じた時につらいのが、インビザラインのマウスピースです。
気持ち悪いなーと思っている時には、できるだけ何も口の中に入れたくないと感じますが、インビザラインの治療では歯を動かすためにマウスピースをつけ続けなければなりません。
特にわたし自身がつらいと感じるのは、空腹時とマウスピースを取り外しする際の吐き気です。
空腹時の吐き気。
まず、つわりの症状として空腹時に吐き気を感じるということがあるのですが、この空腹時にマウスピースがついていることで、より吐き気が増幅されてしまっていることがあります。
気持ち悪いな、マウスピースを外したいな、と思っても、なかなか外出中に外すことができずに我慢していることもあります。
取り外し時の吐き気。
また、マウスピースを取りはずす時にも気持ち悪くなる時があり、「おえっ」と嗚咽してしまうことがあります。なぜ嗚咽してしまうのかはわからないのですが、おそらく喉の付近にマウスピースが少し触れてしまうからではないかな?と思っています。
嗚咽してしまうことで、吐き気が強くなってしまって胃のあたりが気持ち悪くなってしまうこともあるので、つらいなと感じます。
間食ができない辛さ。
また、マウスピースがついていることで間食ができないという辛さもあります。
つわりがひどい時には、何か口の中にいれておくことでつわりを軽減することができることもあります。「食べづわり」と言われるような、空腹を感じやすく空腹時には吐き気を感じてしまうような症状の場合には、何も食べられれないというのは結構つらいです。
また、妊娠中は虫歯になりやすいということも言われますが、間食をした後に歯磨きが不十分な状態でマウスピースを装着してしまうなど、間食とインビザラインの治療が重なることで、虫歯につながってしまうこともあると思いますので、注意が必要かと思っています。
インビザラインの治療は体調次第で調整。
気分が悪い時にはマウスピースによる治療は苦痛だと感じる人もいるかと思いますので、妊娠中のつわりがひどい時には吐き気との戦いがあるかと思います。
インビザラインの治療はマウスピースをつけないことで、一時的に中断することもできますので(治療期間は伸びてしまいますが)医師と相談しながら体調に合わせて治療を受けていくのが良いと思います。
インビザラインはマウスピースを取り外すことによって治療の調整が可能なので、妊娠中の治療を進めている医師もいます。つわりがピークの時期には、吐き気が辛くて治療が継続できない時期もあるかもしれませんが、体調と合わせて上手く調整していくこともできる治療だと感じます。
しばらくは吐き気がつらいのでストレスに感じることもありますが、もう少しの辛抱だと思って頑張って行きたいと思います。