差し歯の人の見分け方。
2016/07/20
芸能人の歯並びの治し方として多い治療法は、歯を削って差し歯にする方法です。差し歯は、歯の土台となる部分だけ残して歯の表面の部分を削ってしまって、人口のかぶせ物をする治療法です。
ワイヤーを使った矯正の治療と違って、治療にかかる時間が短いという特徴があるので、芸能人でもこの治療を行っている人が多いんです。
でも、差し歯にはいくつかのデメリットがあって、よくよく見ると差し歯だとわかってしまう特徴があります。ここでは、差し歯の特徴と差し歯の人の見分け方をご紹介します。
差し歯の見分け方。
①前歯で固いものが食べられない。
差し歯をしていると、前歯で固いものが噛めなくなってしまうというデメリットがあります。差し歯は、もともと生えている歯と比べると強度は弱くなってしまいます。あまりに固い食べ物を噛んでしまうと折れてしまうということもあります。
私の知り合いで差し歯の人がいて、普段は差し歯だとはわからないのですが、食事をしている様子を見ていると差し歯だとわかってしまいます。その人は、前歯の右側の歯だけ差し歯なのですが、いつも左側の歯を使って食べ物を噛みきっています。
このように、食事をしている様子を観察すると、差し歯だということが分かります。
②歯ぐきとの堺目が変色。
差し歯の治療の中で、金属を入れた治療をしていると、歯と歯ぐきの境目あたりから、歯が黒く変色してきてしまうことがあります。たまに、前歯を差し歯で治療していて、歯茎との堺目が黒く変色してしまっている人がいます。
③歯の色が変色。
差し歯の種類には、プラスチックの材質とセラミックの材質の2種類があります。プラスチックでの治療は価格は安価なのですが、何年か時間が経過すると、色が変色してきてしまうということがあります。
歯を一部分だけ差し歯にした場合には、変色した歯が目立ってきてしまって、差し歯だということが明らかになることもあります。
④不自然にそろった歯。
これは芸能人でよく見られるのですが、芸能人は歯並びをきれいに見せるために、すべての歯を差し歯にしている人が多く、歯の全体が不自然にそろってしまっていることがあります。
人口の歯のように、不自然に白くて揃っている歯を見ると、差し歯だとわかってしまいます。
まとめ
差し歯にすることで、パッと見の歯並びはきれいに見えるようになりますが、よくよく見ると差し歯だとわかってしまうこともあります。
また、長い目で見ると自分の歯を長く使い続けることができないということにもなりますので、歯並びを整えるために差し歯の治療を検討する時には、差し歯にすることでのデメリットもしっかりと認識をしておくことが大切です。