ワイヤー矯正終了!ブラケットオフの痛みと違和感。
2017年6月27日、ついにブラケットを外してきました。
ちょうど約2年前に裏側矯正をスタートしてからずっとつけ続けていた、歯の裏の装置を本日ついに外すことができました。
ただ、これで私の矯正治療は終わったわけではなく、これからマウスピースによる治療に切り替えられて、引き続き矯正の治療を続けていきます。
ここでは、本日受けたブラケットオフの治療による痛みや、今感じている違和感、ブラケットオフ後の歯の状態についてご紹介します。
ついにブラケットオフ。
今日は待ちに待ったブラケットオフの日でした。
これまで何度か「もうすぐ外す」と言われてきたものの、なかなか装置が外れず残念な思いを繰り返してきたのですが、今日はついに装置が外れました。
ついに装置が外れるのか、と思うと、妙に感慨深くなり、「装置が外れた後は、装置が付いていないことで逆に違和感を感じてしまいそうだなー」ということを考えながら待合室での時間を過ごしました。
ブラケットオフの痛み。
治療台に通されると、早速装置を外す治療が始まりました。
歯についている装置は、何で外しているのかはよく見えなかったのですが、ペンチのようなものでバキバキと取り外しが行われました。ワイヤーも一緒に切りながら、装置に力をかけることで順番に歯についている装置が取れていきました。
この時は、歯に力がかかったときに少し痛みを感じる程度で、そこまで強い痛みはありませんでした。
そのあと、歯の表面についている接着剤を削っていく治療が行われました。これまで歯の表面に矯正装置を固定していた接着剤です。
この治療は、虫歯を削るときの機械と同じような音が頭に響くので、とても不快感が強く、私はこの治療がとても苦手です。
歯の表面に沿ってギィーンと接着剤を削っていくので、そこまで痛みはないのですが振動や音がとても辛いです。
基本的には痛みがなく接着剤を取る作業が進んだのですが、ところどころキーンとした神経に響くような痛みを感じる歯がありました。
その歯は、接着剤を取る機械を当てられるだけで我慢できないほどの強い痛みが走りました。「これは虫歯ではないか…?」と思っていたら、案の定、担当の方にも「虫歯かもしれないから治療をしてくるように」と言われてしまいました。
そして、虫歯疑惑の歯の部分は接着剤を完全に削り落とすことができないまま、治療が終了しました。どうしても痛みが我慢できなかったので、そのまま残すことになりました…。歯医者さんで虫歯を治療する際に、歯医者さんに事情を伝えてください、と言われました。
ほとんど全ての歯に接着剤がついていたので、この接着剤を削る治療は結構時間がかかり、精神的につらかったです。
恐怖の歯型取り。
歯の表面から装置や接着剤がキレイに取り去られると、次は歯が動かないように固定するためのマウスピースをつくるということで、歯型取りが行われました。
私はこの歯型取りも大嫌いです。
歯型取りは、ピンクの粘土みたいなクスリを使って歯型を取るのですが、クスリが が喉にあたって気持ち悪くなって嗚咽してしまうので、苦しくてとてもつらいです。
この日も、型取りの装置を見ただけで心拍数が上がってしまって、大丈夫かなととても不安になりました。
嗚咽は軽減。
ただ、今回の型取りはあまり苦しさを感じることなく終えることができました。
過去に苦しい思いをした経験から、歯型取りはこわいので心拍数はあがっていたのですが、鼻で深呼吸を続けたことで、嗚咽することもなく型取りを終えることができました。
今回苦しくならなかった理由としては、歯の表面に矯正装置が付いていなかったので、型取りがやりやすかったことがあげられると思っています。前回の型取りのときには、歯についている装置に型取りの粘土のようなものが引っかかってしまい、粘土がなかなかはがれず、苦しい思いをしました。また、装置が付いていない分、粘土の量もすくなかったのだと思います。
また、椅子を倒さない状態で型取りをしてもらうことができたので、苦しさを軽減することができたということもあります。
落ち着いて冷静に鼻で息をし続ければ案外乗り切れるものだなと感じました。2週間後には、今度は歯を動かすためのマウスピースにを作るために再び型取りをするらしく、また2週間後には型取りがあるというのは憂鬱ですが、また難なく乗り越えられたらいいなと思います。
ブラケットオフ後の違和感。
そして、ブラケットオフ後の感覚についてです。
まず感じるのは、口の中が広い!ということです。歯に装置が付いていないため、舌に装置があたることがなくなり、口の中がとても広く感じます。
また、食事の際に食べ物が装置に挟まらないので、食事が断然楽になりました。この点が1番嬉しいかもしれません。
ただ、滑舌に関しては、装置がない状態に慣れずに舌足らずな喋り方になってしまっています。
これまでは発音をする際に舌が装置にあたっていたのですが、それに慣れてしまっていたため、装置をはずしたことにより、舌の動かし方が難しいなと感じます。装置があることに慣れてしまうと、逆になくなったら喋りにくいと感じるんですね。
しばらくすると慣れるとは思いますが、ちょっとの間は違和感があるのだと思います。
マウスピースに移行。
型取りをしてから約45分ほどで、仮のマウスピースが完成しました。
このマウスピースは、歯を動かすためのものではなく、歯が後戻りしないように歯を固定するためのものです。
2週間後に改めて矯正歯科に行き、型取りをして、そこから1ヶ月半かけて歯を動かすためのマウスピースを作成するようです。
ここでまた1ヶ月半も時間がかかることは聞いていなかったのですが、ここまで来たら仕方がないと思い、納得しました。
マウスピースの違和感。
仮のマウスピースは、その場でつけて帰ったのですが、初めてマウスピースをつけた時にはもの凄い違和感がありました。
まず、思ったよりもマウスピースはゴツゴツしていて、分厚く感じました。
また、マウスピースをつけていると口をしっかりと噛み合わせて閉じることができないので、口の中がふわふわとしているような感覚になり、気持ち悪いです。
これを毎日付け続けるのか、と思うと続けられる気がしないのですが、だんだん慣れてくるとは思うので、慣れるまで頑張りたいと思います。
現在の歯の写真。
ブラケットオフ後の歯の写真をご紹介します。
歯の写真があるので、閲覧注意です。
マウスピースをつけた状態の歯の写真です。歯の裏側についていた装置が外れたので、すっきりとしました。
近くで見ると、マウスピースが付いているのは分かると思います。
にっと笑うと、歯ぐきの部分の、マウスピースの境目は見えます。
引き続き、マウスピースでの治療を頑張っていきます。