二重のゴムかけはNGということが判明。
以前の投稿でゴムかけのゴムを二重にして見ているということを書いていますが、ゴムを二重でかけることはNGだということが判明しました。
前の投稿はこちらです。
ゴムによってかかる力は強すぎてもダメ。
ゴムかけは歯にゴムを引っ掛けて、ゴムによる力をかけ続けることによって歯を動かしていく治療です。
矯正治療では、主に歯に装置とワイヤーをつけて、歯に力をかけて動かしていくということを行いますが、ワイヤーだけでは力がかけにくい方向もあります。このような、ワイヤーだけでは力の調整が難しいような方向に歯を動かしたい時に、ゴムの力が発揮されます。
そして、このゴムによって毎日少しずつ力がかけられて歯が動いていくのですが、この歯にかかる力は強すぎてもダメなんだそうです。
二重ゴムかけがNGな理由。
ゴムかけを二重にするのがNGな理由としては、歯にかかる力が強すぎて、歯ぐきに悪い影響がでてしまう可能性がある、ということがあります。
また、ゴムのかけ方を変えてしまうと、歯科医師が意図した方向とは違う方に力がかかって、歯が変な方向に動いてしまう可能性もあるということです。
これが二重ゴムかけをしていた時の写真です。
歯の写真があるので閲覧注意です↓
単純にゴムによってかかる力が倍になればその分歯が早く動いて治療が早く終わる!と考えていたのですが、歯の動きってそんな単純なものではなさそうです。
ゴムかけを二重にすることによって、歯にグイグイと力がかかっていたのを感じたので、効果が出てきてる♪と喜んでいたのですが、やめておいた方が良さそうですね。
勝手に変なことをしてしまうことによって、矯正治療の期間が逆に伸びてしまう可能性もあるので、注意が必要だなと感じました。
強い力を短くではなく、弱くても長く。
ゴムによって歯に力をかける時には、強い力で一気に動かそうとするのではなく、弱い力でも長い時間でかけ続けることによって、効果が出てくるのだとおもいます。
ゴムかけの治療は、ゴムかけを忘れてしまったり、ゴムが見えるのが嫌でつけるのをサボってしまったりで、なかなか続けるのには苦労すると思います。でも、つけていない時間にもせっかく動いた歯が戻ってしまうこともあるので、できるだけつけ続けることが大切です。
最近は前歯のゴムかけもスタートしたので、継続して続けていきたいと思います。