裏側矯正の滑舌への影響と1年半で感じる限界について。
2016/12/11
裏側矯正で歯の治療をしていると、歯の舌側に矯正装置をつけるので、喋るときに舌に装置があたって違和感があり、喋りづらくなるということがあります。
矯正装置をつけてからはじめの数日間は特に慣れないこともあり、「本当に喋りにくい!今後こんな状態が続いたら大丈夫か!?」と不安になったのを覚えています。それでもしばらく経つと慣れてきてだいぶ普通に話をすることができるようになってきます。
ここでは、裏側矯正による滑舌への影響と今感じている限界について書いていきます。
つらいけど、慣れる。
まず、裏側矯正で歯の舌側に装置がつくと、はじめのうちは本当に気持ち悪いです。
喋ろうとしても舌に装置があたって違和感があるし、食事の際にも食べ物がひっかかりまくって味わっている余裕はありませんでした。
でも、人間の適応能力とはすごいもので、しばらくすると慣れてきます。私はだいたい1週間ほどで慣れました。
喋るときに装置を意識せずに喋れるようになり、これなら続けていける、と思ったのがだいたい1週間後ぐらいです。
装置をつけてからはじめのうちは、歯が痛いし、喋りにくいし、舌に口内炎ができて痛いし、といろんな苦痛が襲ってきて、とてもつらい期間もあると思います。でも、慣れてくると平気に感じるようになると思うので、慣れるまでしばらく頑張ることが大切です。
慣れるけど、限界はある。
裏側矯正による滑舌への影響ですが、慣れてくると普通に話ができるようになると記載しましたが、それでも限界はあると思っています。
私は矯正治療を始めて今で約1年半ですが、装置には慣れ、違和感をほとんど感じることなく喋れるようになっています。
とはいえ、矯正開始前の装置がついていない状態に比べると確実に滑舌は悪くなっていると思っています。
装置がついていることで、喋れないことはないし、聞き取れないこともないのですが、でもたまに噛んでしまったり、舌が回っていないような発音をしてしまうことはあります。
それは、無意識のうちに舌が装置にあたるのを避けて喋るようになっているので、起こってしまっていることだと感じています。喋っているときに舌ががっつり装置にあたりまくっていると、舌に口内炎ができてしまってつらいので、自然と装置を避けるような喋り方を習得していってるのだと思います。
この、たまに起こってしまう滑舌の悪い発音ですが、周りの人は気づいているかいないか際どいレベルの甘噛みだと思っています。
自分自身では「あー、ちょっと滑舌悪いなー、」と思ってしまうのですが、彼氏や友達、会社の人などからも指摘を受けたことはないので、そこまで日常生活に影響はないレベルだと思っています。
寝不足や疲れが舌に出る。
矯正治療を始めた最初の頃は、口の中や舌に装置があたって傷ついてしまって口内炎ができやすい時期が続いていました。
しばらくするとこれも慣れてきて、口内炎はできにくくなってきます。
ただ、最近でも寝不足が続いたり疲れていたりすると、舌に口内炎ができてしまうことがあります。
歯の舌側に矯正装置がついている状態での舌の口内炎は、結構つらいです。発音をするときに痛みがでたり、食べ物が装置に引っかかっても舌を使ってとるのが難しくなります。
そして、装置にあたって口内炎に刺激が与えられてしまうので、なかなか治りません。
口内炎向けの塗り薬を塗ったりして処置はするのですが、痛みはつらいものです。この痛みはなかなか慣れることができないので、耐えていくしかないのだな、と思っています。
引き続き、矯正治療を頑張っていきます。