歯列矯正とカラオケと口内炎と。
2016/09/21
歯列矯正の治療をしていると、口内炎に悩まされることがあります。矯正装置に口の中や舌があたってしまって、口内炎ができてしまいやすくなっています。
わたしは歯の舌側に装置をつけて治療を進めているので、より舌に装置があたりやすく、歯の表面に装置をつける治療法と比べると、舌に口内炎ができやすくなっています。
そして、歯列矯正中のカラオケは要注意で歌っていると舌が装置にあたりやすくなってしまうので、舌が傷ついて口内炎ができてしまうことがあります。
ここでは、矯正治療中のカラオケと、その中での口内炎の悩みについてご紹介します。
矯正治療中の口内炎が痛い。
矯正装置が歯の舌側についていることで、話をしているだけで舌に装置があたって、徐々に舌が傷ついていきます。
そしてしばらく経つと舌の先が白くなってきて、口内炎ができてきます。舌に口内炎ができてしまうと、食事をするのや会話をするのがつらくなります。
矯正装置をつけ始めた当初に比べると、最近では装置に慣れてきたこともあって口内炎はできにくくなってきているのですが、それでもたまにできてしまうことがあります。
カラオケと口内炎。
そして、矯正治療中のカラオケは口内炎につながることがあります。
舌側に矯正装置をつけてからしばらくの間は、装置の違和感でカラオケに行ってもなかなか歌いにくいということがあったのですが、しばらくすると慣れてきます。最初のうちは、口の中の装置の違和感でちゃんと歌詞を発音できないということがありました。
そして、装置に慣れてきてからでも、長時間カラオケにいると舌が傷ついてしまって、口内炎ができてしまうことがあります。カラオケで舌が装置にあたってしまう感覚は、普段の日常生活の中で話をする際に発音をしているときの装置と舌のあたりかたと少し違うのだと思います。
普段の会話の中では、自分である程度話をするスピードを調整できますし、舌が装置に当たらないように工夫をすることも可能です。でも、カラオケで歌っているときには、曲の速さに合わせて舌を動かさなければならないので、舌が装置に当たってしまうことが多くなっているんだと思います。
先日も長時間カラオケに行っていたのですが、終わってから舌が痛むことに気付きました。そして、次の日には口内炎のようになっていて、痛みが強くなってしまっていました。
舌に口内炎ができてしまうと、しゃべるときに痛みがあるということもありますが、食事中に歯にひっかかってしまっている食べカスを舌で取ることも難しくなってしまうので、食事にも苦労します。
とはいえ、カラオケなどの日常の楽しみを我慢することもできないので、口内炎の薬などを駆使して、治療していきたいと思います。