こんな人はやめておいて。歯列矯正治療をおすすめしない人の特徴。
2016/08/22
私は昨年より歯列矯正の治療を受けていますが、歯列矯正の治療の中では痛みや発音への影響、見た目的な部分など、日常生活に様々な影響があります。
歯列矯正は長い治療期間になり、治療を続けるのは結構大変です。高い治療がかかりますので、治療を受け始めてからやっぱりやめておいた方がよかったと後悔することがないように、事前に治療の大変さを知っておくことは重要です。
ここでは、私自身が歯列矯正を受けている中で感じる、こんな人には歯列矯正の治療を続けるのは難しいのではないか?と思う点についてご紹介していきます。
歯の手入れの手間が面倒だと感じる。
まず、歯の手入れを手間だと感じる人には歯列矯正の治療はおすすめできません。歯に装置やワイヤーをつけて歯の治療をする場合には、歯に食べかすが残りやすくなってしまうため、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
歯列矯正中は、普段以上に歯のケアに気を遣う必要があります、歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやタフトブラシなど駆使して歯の汚れを取っておく必要があ り、食事の後にはできるだけ歯を磨いたほうがよいので、歯みがきの回数も増えます。
それを手間だと感じてしまう人には、歯列矯正は向いていないと思います。
マウスピースでの治療の方がマウスピースを取り外して歯のケアができるので、装置やワイヤーでの治療に比べると、まだ虫歯のリスクは低くなります。歯のケアが面倒だと思う人はマウスピースの治療を検討してもいいかもしれません。
通院の時間がとれない。
歯列矯正の治療期間中は、装置をつけた後には、毎月のペースで装置の調整を行うために、歯医者さんにに通う必要があります。矯正器具を使って歯に少しづつ力をかけていきますが、装置を毎月調整して歯にかかる力をかえていきます。
装置の調整は1ヶ月に1回のペースで、約1時間の時間を確保する必要があります。仕事が忙しくて通院の時間がとれなかったり、家事や子育ての都合で通院が難しい人には、治療を続けるのは困難だと思います。
歯医者さんによっては、平日でも夜遅くまで治療を行っているところや、土日もあいているところもあります。歯医者さんの場所や治療時間も見ながら、定期的に通院できるかという観点を考えておくことは大切です。
痛みに耐えられない。
矯正のワイヤーをつけて歯を動かすにあたって、歯に強い痛みを感じます。歯の痛みはしばらくすると慣れてくるものなのですが、はじめの内は食べ物を噛むことができずに、食事が困難になるほどの痛みがあります。
また、口の中や舌に装置やワイヤーがあたることで、傷ついてしまったり、口内炎ができることもしばしばあります。
この痛みに耐えることができず、常につらいと感じてしまう人には矯正の治療はおすすめできません。
見た目的に装置が目立つのがNG。
見 た目的な観点で、歯の表面に装置をつけることで装置が目立ってしまうことがNGだという人も、治療を受けるのは難しいと思います。
仕事柄、装置がついていてはダメだとされる職業についている人もいると思います。もしくは、どうしても歯の表面に装置がついている見た目が嫌だという人もいると思います。
装置が目立つのがNGだという場合には、マウスピースを使った治療や、歯の裏側に装置をつける治療もあるので、そちらも検討してみてもいいかもしれません。
自分の意思での治療ではない。
歯 列矯正の治療は、痛みが続いたり、歯のケアが大変であったりということがあるので、治療を続けるためには強い意志が必要になります。自分の意思で治療を決 断した人は、歯並びを絶対にきれいにしたい!という強い意志を持っていると思うのですが、自分の意思で治療を受けていない場合には、治療を続けるのは大変だと思います。
親に無理やりすすめられて治療を受けている、といった場合には、治療を続けるのに苦労すると思います。
自分の歯がきれいになったときのイメージを想像しながら、強い意思をもって治療を続けていくことが大切です。