歯の矯正を始めてから3キロのダイエットに成功。その理由は?
2016/02/08
歯の矯正を始めてから、約8か月が過ぎようとしていますが、3キロのダイエットに成功しました。
もともと食べることが大好きで、食べればその分太ってしまう体質なので、これまで体重の増減を繰り返してきました。矯正を始めた当初は、そこまで太ってきたなという時期ではなかったので、特にダイエットを意識していなかったのですが、気づくと痩せていました。これは矯正の影響だと思っています。
ここでは、歯の矯正をすることでダイエットにつながる理由を考えていきます。
食事量が減る
矯正の装置をつけることで、食事においては下記のような痛みや違和感があります。
・装置をつけると、歯が動いて痛い
・装置が口の中、舌に刺さって痛い
・装置の違和感がある
・装置にものがはさまる
これらの理由から、食事中に装置を気にしてしまって、食事量が減ってしまっていると思っています。そもそも歯が痛いと、痛みを我慢してまで食事をする気が失せてしまうので、食欲がわかなくなります。
そして、装置を意識しながら食事をしているので、食事に時間がかかるようになって、あまり多くの量を食べなくてもお腹がいっぱいになったように感じているのだと思います。
また、誰かと食事をするときには、装置に何か挟まっていないかな?と気にしてしまって、なかなか食事が進まないということがあります。話をしながら食事をするのが難しくなるので、喋っているとなかなか食べれなくなってしまうんですよね。
居酒屋に行った時などは、昔はもっと食べていたのに、最近は食べる量が減ったのを実感しています。
食事回数が減る
食事の後には、歯や装置にものがはさまっているのが気になってしまうので、歯磨きをするようになりました。
昼食後に歯磨きをすることで、特に昼食後のお菓子などの間食がなくなりました。
矯正を始める前までは、昼食後に何か甘いものを食べたくなってしまって、チョコとかクッキーを食べてしまっていました。最近では、食べたらまた歯磨きをするのがめんどくさいということや、虫歯ができるのがこわいので、お菓子をほとんど食べなくなってしまいました。
チョコやクッキーは歯や装置の間に挟まってしまいます。飴を食べていても、装置に当たって気持ち悪かったり、虫歯ができそうで怖くなってきます。また、ガムは装置にくっつくので食べられなくなりました。キャラメルも、装置が取れてしまいそうで怖いので、食べることがなくなりました。
何かを噛むということで、歯が痛かったり、口の中の装置が舌に当たって痛いので、無理してまでお菓子を食べる必要もないかな、と思うようになりました。
間食が減ったことは、ダイエット効果としては大きいと思っています。
顔の筋肉が衰える?
そして、矯正ダイエットの中で一番感じるのは顔が痩せたということです。
矯正を初めてから3ヵ月ごろが経ったころから、会う人みんなに「痩せた?」と言われるようになりました。2~3人のレベルではなく、おおげさではなくおそらく20人には言われていると思います。
「え?ダイエットしてないけど」というと、みんな「顔が細くなった」といいます。
言われてみて良く鏡をみると、確かに顔回りの肉がなくなってすっきりしたように感じます。3キロの減量だけでは、そこまでみんなに言われるほどに全身がすっきりするわけではないので、この「小顔効果」はとっても大きいのだと思います。
どうして小顔になるの?
そこで、どうして矯正をすると小顔になるのかというところですが、おそらく噛む回数が減っているので顔の筋肉が衰えていっているのだと思います。
装置の調整をした直後は特に、固いものが食べられなくなっていますので、噛む力が衰えていっています。顔のアゴの周りの筋肉が落ちて、小顔になったという印象を与えているのでしょう。
また、歯並びが整ってきていることで、骨格が正しい位置に治ってきていて顔回りがすっきりしてきているのかなと思います。
まとめ
矯正ダイエットは、痩せたいと思っている人にとっては嬉しいかもしれませんね。でも、やはり食事は装置の痛みや違和感がない方が100倍美味しく感じられます。
ダイエットをしようと思っている人は、ちゃんとした食事ができることは有り難いことだと思って、食事制限ではなく、適度な運動などの健康的なダイエットを心がけるようにしてくださいね。
矯正中で食事がとりづらい人は、栄養が偏ってしまわないように、柔らかくて栄養価が高いものを摂取したいですね。