虫歯の治療の時に、麻酔はした方がいい?治療中の痛みについて。
2016/01/21
虫歯の治療の際に、麻酔をしてもらいますか?麻酔なしで治療をしますか?
虫歯の治療の際の麻酔については、歯医者さんや患者さんによって治療の進め方は様々です。麻酔をするかしないかについては、虫歯の進行レベルによる明確な判断の基準はありませんので、歯医者さんごとの方針や患者さんの意向によって決められます。
ここでは、虫歯の治療の際の麻酔の有無による痛みの感じ方についてお伝えします。
あくまでも私の実体験に基づく内容なので、痛みの感じ方には個人差があることは、ご了承の上で読んでくださいね。
麻酔なしでの虫歯の治療。
軽度のレベルの虫歯であれば、麻酔なしで治療を行うことがあります。虫歯の治療がとても苦手で、どうしても麻酔を希望するという場合には、歯医者さんに事前に伝えておくことをおすすめします。麻酔を使った治療のリスクが高くないと判断される場合には、麻酔を使った治療を検討してくれます。
私は過去に何度か麻酔なしで虫歯の治療を受けましたが、地獄のようでした。特に神経に達しているような深い虫歯の場合には、麻酔なしでの治療はトラウマになってしまうほどの痛みを伴います。
歯を削る感覚や、歯を削るドリルの音もつらいのですが、たまに歯の神経に触れるようなキンッとした痛みが走ります。思わず、顔を退けてしまいそうになるほどの痛みです。
歯を削り終わるまでの数分間は、何度もキンッと響く痛みを感じるので、麻酔なしの治療はとても辛かったです。もう、2度と虫歯になりたくないと思いました。
麻酔ありでの虫歯の治療。
虫歯の進行が進んでいて、痛みが伴う場合には麻酔をして虫歯の治療を行います。歯科医院によっては、痛みがある場合でも麻酔をしないで治療を行う方針のところもあるので、どうしても我慢できない場合にはちゃんと痛みを伝えることが大切です。
麻酔ありの治療の場合は、歯を削る際の痛みはほとんどありません。まれに、麻酔が効かないこともあり、その場合には痛みを感じてしまう人もいます。
麻酔針の痛み
麻酔ありの治療の場合の痛みは、主に麻酔の針の痛みになります。
麻酔の針を刺す前に、歯の表面に表面麻酔というものを塗ります。この麻酔のおかげで、歯ぐきの表面がしびれて麻痺しますので、麻酔の注射の針を刺すときの痛みが軽減されます。
そして、麻酔の針は歯ぐきや歯の中に数カ所注射を打ちます。針を刺すときの痛みと、麻酔薬が入ってくるときの痛みの2段階の痛みがあります。
虫歯を削る痛み
個人的には麻酔なしで虫歯の治療を受けるときの痛みに比べれば、麻酔の針の痛みは我慢できる程度だと感じました。麻酔をした後で歯を削っても、歯ぐきや歯の神経が麻痺しているので、キンっとした痛みはほとんどありませんでした。
麻酔をして治療をした時には、今後は絶対に麻酔をして虫歯を削ろうと思いました。
麻酔の効き方はさまざま。
麻酔の効き方は人によって違いますし、歯によっても違います。
私は前歯を3本を一度に削って、虫歯の治療をしたことがあります。その際には、3本ともに麻酔をして治療を行いました。そして治療の中で、歯によって麻酔の効き方が異なるということを感じました。2本の歯は、虫歯を削った際にも無感覚でまったく痛みを感じなかったのですが、残りの1本の歯は少しだけ痛みを感じました。
痛みを感じた1本の歯は、一番虫歯の進行が進んでいない歯だったので、先生が麻酔を加減した可能性もあります。もしくは、麻酔を打つ位置が歯によって異なるので、麻酔の効き方も異なっていたのかもしれません。ただ、歯によっては治療の際の痛みを感じるものと感じないものがあることは実感しました。
まとめ
痛みの感じ方には個人差がありますが、私は虫歯の治療の際には、麻酔を打った方が痛みが軽減されるので虫歯治療の際には麻酔は絶対にしてほしいと思っています。
人によっては麻酔が効かなかったり、妊娠中などの理由で麻酔には注意をする必要がある場合には、事前に歯科医院の先生に相談すると良いです。