矯正治療の医療費控除で住民税などが減額されるタイミング。
2016/07/05
去年2015年に矯正治療の費用がかかりましたが、2016年の確定申告で医療費控除を申請しました。
先日、今年の住民税の通知がきていたので確認をしたのですが、無事に住民税が安くなっていました。
矯正治療での医療費控除について。
矯正治療に限らずですが、一般的に年間で10万円以上の医療費がかかった場合には、一定の金額を所得税から減額できる制度があります。
私は矯正の治療で135万円かかったので、今年の確定申告で医療費控除の申請をしました。
医療費控除の方法を紹介しているサイトは他にも多数あるので、ここでは詳細は紹介しませんが、専用の用紙に振込先の銀行口座の情報などの必要事項を記載し、所得がわかる源泉徴収、医療費の領収書などと一緒に税務署に申請を出します。
医療費控除での返金のタイミング。
医療費控除でかえってくるお金には、①所得税に対して還付される金額と②住民税が減額されるものの2種類に分かれていて、申請をするとどちらも受け取ることができますが、それぞれ支払われる時期が違います。
まず、①所得税に対して還付される金額については、確定申告を実施した約1ヶ月後ぐらいのタイミングで国税還付金振込通知書のはがきが届いて、そこに還付予定の金額が記載されていました。そして、振込の手続き開始年月が記載されていました。
私は2016年1月末に確定申告をして、届いたはがきには、手続き開始年月が2016年2月29日と記載されていました。そして、入金までは4~5日ほどでした。
②住民税の減額については、2016年6月末に2016年の6月~2017年5月までの住民税の通知がきましたが、12か月間分の住民税が減額されていました。2016年6月分だけなぜか700円高かったのですが、それ以外の期間はすべて同じ金額です。
これまで支払っていた金額と比べると1ヶ月あたり約15,000円の減額、12か月で合計約180,000円の減額がされていました。この金額は、かかった治療費の合計や所得の合計金額によって変わってきます。
住民税についてはまとめて返ってくるわけではないのですが、これから1年間は毎月の住民税が減額されることになるので、負担が減ってとても助かります。